作品コメント

派遣ＯＬの水無月リリー、またの名を「キューティーリリー」。彼女は、今は亡き父の水無月博士が体内に内蔵した特殊装置「Gシステム」を活用しシスター・ギル率いる悪の組織「モンスタークロー」を撃滅すべく日夜闘う女戦士。ある日、リリーの働く会社に雲山レイコというやり手のキャリアウーマンが入社してきた。冷静沈着なレイコ。だが、その実態はリリーの持つGシステムを手に入れるべく近づいてきたモンスタークローの刺客レディースパイダーだった。レイコに誘き出されたリリーは、モンスタークローの手下たちの巣窟で敵に囲まれるが、得意の六変化で敵をねじ伏せる。しかし、手下を一掃したリリーの前に、スパイダーに捕えられた夏美が現れるのだった。 手出しができないリリーは、捕えられ、レディースパイダー・レディーデビル二人の刺客に甚振られるのだった。瀕死のリリーの体は、Gシステムを制御できなくなりパワーが溢れ出す。リリーは、スパイダーを倒し、デビルに傷を負わせるのだった。 力尽きて倒れるリリーを受け止めたのは、新聞記者の早河だった。シスターギルの元に連れて行かれたリリーの同僚、夏美。その時、夏美が身に着けていたペンダントが怪しく光る。彼女は、１００年に一度だけ活性化する暗黒の宝石「ブラックダイヤモンド」の持ち主だったのだ。 夏美を助けるためモンスタークローに立ち向かうキューティーリリー、そしてブラックダイヤモンドの力とは・・・果たしてリリーに勝算はあるのだろうか・・・。[HAPPY END]